介護職初心者は「派遣が楽」な理由

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介護職が未経験の人にとって「無資格の私でも働けるのか?」「そもそもどんな仕事なのか?」などなど色々と不安な事も多いと思います。

大丈夫です。普通に介護職だと思って派遣で応募したら「看護助手の派遣の仕事だった僕」もなんとかなったくらいには大丈夫です(笑)

yamada
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老人ホームの介護職と病院の看護助手の違いも何も知らないレベルで適当に応募しました(笑)

面接では「無知なうえに未経験、何も分からない」という状態で、なぜか採用を貰えた時にはちょっと笑いました。

しかし、それも「いつでもクビにしようと思えば出来る派遣だったからお試し採用された」という点は大きかったかもしれませんね。

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派遣社員と正職員の違い

介護職にも派遣社員はかなり浸透していて、現在僕が働く施設でも派遣介護士だけじゃなく派遣の看護師さんもいるほどです。

派遣を利用する人の目的も様々ですが、正社員としての条件が厳しく派遣が気楽という人も多いのが現状。

残業を回避したり、長期的な勤務や夜勤など求められる事がハードルが高いから派遣を使う。という事は多いです。

1. 雇用形態

  • 派遣社員:派遣会社との雇用契約となり、介護施設へ派遣される形で業務に従事します。契約期間が決まっているため、契約終了後に派遣先が変わることもあります。
  • 正職員:介護施設と直接雇用契約を結んでおり、長期的にその施設で働くことを前提としています。離職するまでの安定性が高いです。

2. 給与

  • 派遣社員:時給制が多く、月給制に比べると、働いた時間分だけの給与が支払われる形です。夜勤や土日出勤での割増賃金も含まれますが、年末年始などの特別手当は施設ごとに異なります。
  • 正職員:月給制が一般的で、基本給に加え、手当(夜勤手当や資格手当など)がつくことが多いです。ボーナスや昇給が期待できる施設も多くあります。

3. 勤務形態

  • 派遣社員:施設ごとに決められたシフトに従うことになりますが、契約期間や希望の条件により、フルタイムかパートタイムを選ぶことができることが多いです。また、派遣元と相談しやすく、自分のライフスタイルに合わせたシフトを組むことが可能です。
  • 正職員:シフト制での勤務が一般的ですが、長期的にその施設で働くため、シフトや業務内容の柔軟性は派遣社員に比べて少ないことがあります。

4. 業務内容

  • 派遣社員:基本的には正職員と同じような介護業務を担当しますが、管理業務や施設運営に関する責任を負うことは少なく、実務が中心です。
  • 正職員:介護業務に加えて、施設内の管理業務や運営に関わる業務を任されることもあります。施設内でのリーダーシップや他のスタッフへの指導なども期待されることが多いです。

5. 福利厚生

  • 派遣社員:福利厚生は派遣元によって提供され、健康保険や厚生年金、介護保険など、一般的な保険が適用されることが多いです。ただし、ボーナスや特別休暇などの待遇は派遣会社によって異なります。
  • 正職員:施設から直接福利厚生が提供され、健康保険や年金の他、住宅手当や退職金、特別休暇などの福利厚生が充実している場合が多いです。

6. キャリアの安定性と成長機会

  • 派遣社員:契約終了後、次の勤務先を探すことになるため、安定性に欠ける部分もありますが、経験を積みやすく、様々な施設でスキルを磨けるメリットもあります。
  • 正職員:同じ施設で継続してキャリアを積むことができるため、スキルの向上やリーダーシップの発揮など、成長機会が多く与えられます。

派遣と正職員は、それぞれ異なる特徴とメリットがあり、自身の生活やキャリアに合わせて選択することが重要です。

派遣社員は夜勤もなくて楽

とくに派遣社員で介護職を始める大きなメリットと言えば、「夜勤を断る事が容易である」という事。

単刀直入に言うと、「正職員=夜勤も出来るよね?」くらいのスタンスの事業所は多いんです介護業界は。

どうしても夜勤はやりたくない、事情があって夜間の勤務は避けたい。と言う人は派遣社員で介護士を選ぶほうが得策かもしれませんね。

yamada
yamada

そもそも、無資格で未経験の人はまず夜勤に入れられる事はないですけどね。

実績・経験によっては正職員でも夜勤は回避出来る?

介護業界は、事業所によって「時代に追いついてなさすぎる老害気質な施設」もありますが、逆に「令和の時代に合わせ若者達のやる気に応えたい」と考える優良な施設もあります。

後者の施設は、あくまで本人の「経験や実績、やる気など人柄採用」を優先するため、「正職員になりたいけど、夜勤だけダメなんです」という条件を受け入れてくれる施設もあります。

介護業界は「人による格差がかなり大きい」ので、正職員で特別手当やボーナスも獲得して長期的に働きたいと考えるなら、面接でどれだけ積極的な姿勢を見せる事が出来るのかは試す価値はあります。

yamada
yamada

逆に夜勤専門か?ってレベルの正職員もいますよね(笑)。

派遣会社を使うと相談しやすい

無資格、未経験で派遣介護士になると「少しだけ現場で扱いに格差を感じる場面」もあります。

例えば、「専門用語が飛び出しすぎて何言ってるのか分からない(笑)」とかね。別に分からない事はその場で聞けばいいですが、どうしてもその点で会話や利用者の情報共有で後れを取りがち。

でも基本的に業務に支障は出る事はあまりないので気にする必要はありませんが、やっぱり格差を感じちゃうと話しにくく「疎外感」はあるかもしれません。

そういう時に、困った事や聞きたい事があれば、「派遣会社の担当社員に電話やラインで相談すればいい」し、丁寧に答えてくれる事も多いです。

yamada
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他の業界の派遣会社も関わった事はありますが、介護業界の派遣会社は比較的「人柄のいい派遣会社は多い」ので頼って良いと思います。

派遣介護士ならすぐに辞められる

派遣で介護士を始める強みは、「自分が働きやすい施設が見つかるまで転職し続けられる事」です。

はっきり言って、老人ホームやデイサービスなど「介護施設は自分が本領発揮できると感じる施設にいち早く出会えるかどうかで未来が大きく変わる」と思っています。

いちいちお局のイジメや人材教育に力もいれてない老害だらけの施設にわざわざ居続ける価値もないので、自身が「働きやすい」と感じる職場を探し続けられるのは派遣の気楽さでメリットです。

yamada
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いい職場が見つかれば、追々正職員を目指すのも一つのやり方です。

派遣で働く介護士、残業無し

派遣介護士はお給料とは別に派遣会社に支払う金銭が発生しています。なので「介護施設的には経費がかさむだけなので残業はさせたくない」という部分もあります。

休日出勤や残業は基本的に無いと思っていいです。今のところ、僕も残業の経験はした事はなく、時間ピッタリには勤務を引き継いで帰らせてもらっています。

僕はやりませんけど、たった数分の残業程度で給料申請する派遣社員もいるらしいですが、そんな事をされるとさすがに施設も「時間通りの退勤してくれ」と思うんでしょうね(笑)

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