介護士は「給料が安い」とか、「評価が低いから安い」「誰でも出来る仕事」などなど酷い言われようですが(笑)
正直、介護職はやっておいて正解だったなと思っている僕です。
とは言え、最近世間を賑わせたタマ〇ンこと、玉木雄一郎代表が「介護職員の給料を10年で2倍に」なんて言っているわけですが、果たしてそれは本当に実現可能なのか？
10年後とか口約束で他人の人生振り回さなくていいから来年には1.3倍とか1.5倍まで速攻で上げられないの？って内心思ってますけどね。
介護職員をはじめとする医療・福祉分野の給料倍増計画を大々的にアピールされておりますが、どうなんでしょうね。
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「介護福祉士」 は今すぐ処遇の改善が先では？
世の中の大半の人は「感情論」で考える人も多い中、今頃になって政治家のおっさんおばさん達が「10年後のお給料アップのお約束」なんか果たせるわけないだろがよ。と思っていそうです。
そのため、「だからなんなん？10年後まで口約束に期待してとりあえず働けってか？」くらいの感覚の介護職員は多いはず。
確かに介護士の給料・待遇面の改善は年々目立ってきているものの、どう考えても足りないから人材確保にもつながってないという現状が分かってない人達の票集めアピールにしか感じてないだろう。
現場の職員同士ではこんな話がまるっきり出てこないほどには政治家の福祉分野への取り組みなんかカスほど期待してません。というより諦めてるに近い。
介護職員処遇改善加算で給料アップ？
現在介護施設で働く人全員（雇用形態や資格に関係なく、パートタイマーや派遣社員も対象）の賃金を改善するための国の支援制度で、一定の要件を満たす事で給与に月額37,000円相当が加算されます。
目的は、「長期的に働ける環境を整えて頑張ってほしい」という事と「人手不足の解消」です。
ただ、事業所が職場環境改善の計画やその実施した結果を都道府県や市町村などの自治体に報告する必要があり、個人でどうにかなるものでもなく「いちいちめんどくさそうな仕組み」だという事。
純粋に働く人たちにさっとダイレクトに支給してくれよってみんな思ってそうです。
給料2倍は単純に30万～40万ほど？
一番下っ端のヘルパーさんや無資格介護士スタッフでも週5勤務の派遣で大体20万前後の給料が現在。
国民民主党の掲げる「10年で給料2倍」なら、単純に40万近くの給料になるという事ですね。これを現実的と見るか、「また口だけか」と思うかは人それぞれであろうが、これまでの結果を見るに期待値は低い。
短期的な給与アップへの処置も並行して「今の日本人介護士たちを救わないと、10年後はただ外国人の無能スタッフで埋め尽くされ、そいつらが無駄に高給取りになったのに、サービスは低下」を招くと思う。
日本人ほど10年後なんて信じてないし、外国人のベトナムやインドネシア、中国から来た人材たちがどんどん雇用されてて笑える状態になっている。
彼らから見れば、工場派遣よりも何よりも楽にそこそこ時給の高い介護職は、ジジババ相手に適当に世話するだけで楽だという考えや言動がマジで多くて、現在でさえ介護施設の質の低下を招いてる気がしてなりません。
何言ってるか分からない外国人に介助の説明を受けた時（俺のほうが出来る笑）はさすがにイラっとしましたけどね僕は(笑)
とはいえ、「10年で介護業界の人達の給料を上げます！」と言ってる以上は「しっかりやってくれよな」という気持ちでしかありません。
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