介護職に、資格なし未経験で派遣介護士になった僕からの結論を言わせてもらいます。
介護職は全然大変じゃないし、日常業務は資格はあってもなくてもいいです(笑)
無資格・未経験で派遣からスタートした僕ですが、最近1年が経過致しました。現在の職場では約半年が経ち、なんと「正職員になりませんか?」と施設長から直々にオファーが来るくらいです。

給料も上がるようなので、正職員採用の申し出を受けるつもりですがキッパリ「夜勤は無理っすね!笑」とまで言ってます(笑)
そんな「資格なしの派遣介護士はどの辺で苦労するのか?大変なのか?」についてお話しします。
資格なし、ありは影響ゼロ
特別養護老人ホーム(通称:特養)などは特に資格なし未経験の人材は比較的採用されやすく、「無資格でもOK!」と書かれた求人が多い。
理由は、利用者と接する機会は多いものの作業系の業務もあり素人や未経験、資格なしでも業務の流れを覚えて実行できるほうが助かるからです。
要するに、人手不足を補えれるほうが資格なしかどうか以上に老人ホームでは重要だと考えている介護福祉施設が沢山あるって事です。


昼食、昼食後は利用者を居室へ誘導、トイレ誘導、などなど。やる事はほぼ決まってるので「作業」と表現してます。
介護職の資格ってなに?
介護関連の資格ってそもそもどんなものがあるのか?資格の数だけでも22種類以上あるため、有名な資格を5つ紹介。
介護職が未経験でも以下のような資格を取得する事はもちろん可能で、将来的に介護の仕事でキャリアアップを目指すなら勉強してもいい。
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
- 認知症介護基礎研修

介護関連の資格。色々ありますが「介護職で資格なしはきついし大変。」という印象は持つ必要は全くないですね。
資格なしでこなせる業務ばかり
介護施設の日常業務の9割以上は「資格なしでもこなせる業務」なので、無資格の僕も一つのフロアを日中任されていたりします。
一般人レベル、利用者とのコミュニケーションも最低限の会話が出来るくらいなら特に問題はありません。
人見知りだったり、声が小さかったりしていても業務はこなせるのでとくに資格がない事で劣等感を感じる必要すら全くありません。


日常業務をこなせるスピードや要領が良い悪いは、介護関連の資格の有無にはほぼ関係なく、それは単なる「仕事への取組みのセンス」。
資格なし未経験が大変なのは「名前」
施設の規模にもよりますが、資格なしの介護職初心者はまず利用者の名前を覚える事が大変。かもしれませんね(笑)
会話したりコミュニケーションを取る事で覚えやすくなり、特徴を把握したりする事で、「ただ名前を聞かされただけじゃ覚えられない」という状況を避けやすいので積極的に声かけしてみるといいです。
名前だけ言われても「ご老人となると雰囲気が似通った人もいる」ため、マジで覚えにくかった思い出しかないですね。。。


でもこれって介護の資格なんか全然関係ないですよね。他にも洗濯や掃除など資格が関係ない作業系を覚えるほうがよっぽど大変。かも。
業務の流れを覚えるまでが大変
利用者の名前を覚えつつ、まずは日常の通常業務とその流れを覚える事にまずはなります。資格なし未経験で、さすがに直接的な介助や利用者のサポートを行わせる事はしばらくありません。
先輩職員に付き配膳のお手伝いや掃除、洗濯ものなど1日の中で利用者の生活の基盤となる環境を整える事から優先的に教えてもらう事になります。
ヘルパーはそういった雑務に近い業務が中心になるお仕事ですよね。新人の資格なし未経験はとりあえずそこからって感じで資格があるとかないとかというレベルにはないので気にせず取り組もう。

慣れてきたら見守りや食事介助など、少しずつ利用者と距離が近い業務が増えていきます。
資格なし介護士でも中心になれる?
例えば、僕が働いている職場で言えば複数のフロアで分かれており、1フロアあたり10人前後の利用者がいて、僕はそのうちの一つを日中は任されている日もあります。
業務の流れの違いや全体の仕組みなど把握していくと、その日のその場のメイン職員的なポジションとして利用者のお世話を受け持つ事になります。
とりあえず、ここまでは未経験の資格なしの派遣介護士でさえも可能。
という事は僕自身が証明しているので、もし「介護職に興味があるけど不安」という人はお試しで働いてみると案外余裕かもしれませんよ。
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